※↓ブログのまえがきをちょい直した内容になります!
風俗…風俗嬢…。
そう聞くと多くの人は、陽のあたる表街道よりも裏街道を、「ハレ」や「ケ」よりも「ケガレ」の印象を持つでしょう。
そして「女は風俗男は佐川(急便)」というスラングが示すように、訳あって短期間で貯金をしたり経済的に窮した女性たちが飛び込む世界のような印象も持つでしょう。
まぁ、確かに風俗にはそういう側面もありますが、しかし仕事は仕事であり、何かを売って報酬を得るという意味では他のどんな仕事とも大して変わりはない!
と、少なくともわたくしナンパ犬太郎は思うのです。
どんな仕事でも、時間…頭脳…知識…精神…尊厳…アイデア…将来性…その後の人生…などなど、何かしら自身の肉体の一部とも言えるモノを差し出して切り売りするのが、仕事・労働の本質の一部分だからです!
とすれば、肉体…それも性的魅力を前面に押し出した肉体を売る事も、決して蔑まれるべきでは無いと思うのです。
だって、男女ともに確実に他人の性的魅力に救われた経験を持つんだから!
数年前、ある風俗嬢が私にこんな事を言いました。
「だって私、このお店好きだしぃ…もっとお客さんに喜んで貰ってこのお店をどんどん知って貰いたいんだっ!」
私はレンタルルームのベッドの上に全裸で四つん這いになって尻を打たれてア●ルに指を突っ込まれながら、その言葉に心の底からの感銘を受けてしまったのです!
ある程度風俗嬢と仲良くなると、必ず聞こえてくるのが「クズ客」への愚痴です。
傲慢で傍若無人な客が思うがままに風俗嬢に説教や暴言を吐き散らし、それだけにとどまらず意識的に不潔に保った性器を目の前に差し出す…というような…。
だが、その風俗嬢はそんなクズ客の嫌がらせをものともせず、
「だって、この仕事大好きだしっ!」
と爽やかに言ってのけたのです!
その瞬間………
私の脳内には、この『熱血!風俗嬢』の構想がゴワゴワゴワ…と生まれ、主人公である“ひなた”の外殻が見えてきたのです!
世間の風やクズ客など、なんのその!
ひなたを中心とした風俗嬢たちの熱血ストーリー、是非お楽しみ下さい…!
ナンパ犬太郎
作者ページ
ナンパ犬太郎さんの日記
長編『熱血!風俗嬢』についてあれこれ
[作成日] 2019-10-19 09:36:14