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南佳孝のこの曲を聴きながら書いている。映画にもなったが元々は片岡義男の小説だ。

若い頃にかなり読んだ。大好きだった。

「ドライマティーニが口をきく」
「マーマレードの朝」
「ボビーに首ったけ」
「ハートブレイクなんてへっちゃら」

などなど。

ショートも良い。
どんな状況なのかさっぱりわからずに終わったりする。が、そこがまたイイ。

Tシャツにショーツ姿で、ベッドから降り、コーヒーとトースト。窓から空を眺める。空は今日も快晴。

状況説明を一切省いた文章が特徴で、いわゆるハードボイルドとも違う。なぜか女性がみんな色っぽい。セクシーな描写など無いのに不思議だ。

なぜかあまり評価されていない。不思議だ。



さて…

君に音楽を贈ってやるよ。何がいい？

「スローなブギにしてくれ」