『公衆電話』
俺は深夜の峠道を車で急いでいた。
前方にトンネルが見えた。
トンネル入口のわきには駐車帯があり、そこに電話ボックスが立っていた。
ほの暗い照明の中で、こちらに背を向けて、髪の長い女が電話をしているのが見える。
こんな時間にどうしたんだろう……車が故障でもしたのだろうか?
俺はいぶかしく思ったが、急いでいたので構わず通り過ぎた。
トンネルの中を走っている時だった。
携帯が鳴った。
着信は『公衆電話』と表示していた。
誰だろう……?
俺は電話に出た。
『待って……』
女の声だった。
「誰だ?」
俺は訊いた。
そのときトンネルを抜けた。
出口のわきにも電話ボックスあった。
『私よ……』
中で、髪の長い血まみれの女が、受話器を握ってこっちを見ていた。
完
え~と……これ、小噺でいい?
f(^ー^;
作者ページ
蒼井シリウスさんの日記
小噺集 その33
[作成日] 2014-03-10 09:24:59
日記へのコメント
すみません。
ひらめくと、書かないでおれないタチで(笑)
たまに通る峠道があって、そこのトンネルの出入口にひとつずつ電話ボックスがあるんです。
いつも、そこを通るたびに思うんです。
入ったときに電話ボックスに居た人が、出て来たときにも居たら怖いだろうな、って。
“笑い”、“泣き”と来たので今度は“怖っ”でやってみようかなぁ(笑)
ひらめくと、書かないでおれないタチで(笑)
たまに通る峠道があって、そこのトンネルの出入口にひとつずつ電話ボックスがあるんです。
いつも、そこを通るたびに思うんです。
入ったときに電話ボックスに居た人が、出て来たときにも居たら怖いだろうな、って。
“笑い”、“泣き”と来たので今度は“怖っ”でやってみようかなぁ(笑)
えっ!!∑(゚Д゚)週の頭から?
うちの方は今日は雨でどんより薄暗い…(ーー;)
なんか、なんか、なんか出て来そっ……です
もうチクッとしたとげを通り越して
血まみれになるんですが……(^_^;)
女で始まり女で終わる……やっぱり怖い((((;゚Д゚))))
うちの方は今日は雨でどんより薄暗い…(ーー;)
なんか、なんか、なんか出て来そっ……です
もうチクッとしたとげを通り越して
血まみれになるんですが……(^_^;)
女で始まり女で終わる……やっぱり怖い((((;゚Д゚))))