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蒼井シリウスさんの日記

作者への愛着について
[作成日] 2014-03-13 10:41:02
すまいるさん、『礼節の交わり』にレビューありがとうございます。
あんなに褒めていただいて恐縮してしまいます。


多分皆さんは、私をこんな人物だと想像していると思います。
都会の高層マンションのペントハウスに住み、壁一面の蔵書に囲まれた書斎。そして夜はバスローブで夜景を眺めながら、ブランデーグラスを傾ける。

でも実際は、私の住んでいる所は過疎化が進んだ田舎です。
「あ、向こうの畑に第一村人発見……おじいさ~ん! 今何なされてるんですか~?」
「はあ? わしゃ、女じゃい!」

みたいなところです。
そして、夜は寒い部屋の布団の中でかじかんだ手を擦りながら、ノートパソコンで執筆しています。
どうでしょう? 
愛着を感じましたか?


私の敬愛する作家に船戸与一氏がいます。
主に世界の紛争地帯で暗躍する日本人のストーリー(ほぼこのパターン)を書きます。
憧れました。
その主人公にも、それを書いている氏にも。
私の一人称の書き方、氏のコピーみないな感じです。
何年か前、テレビ番組の『情熱大陸』に氏が出てるのを偶然観かけたとき、体が震えました。
東南アジアを取材している姿でした。
目を皿のようにして観ました。
氏は煙草の『ピース』を常時咥えていました。
次の日から私も、ピースを吸い始めたくらいです。
人生のベスト1の小説を上げるとしたら氏の『蝦夷地別件』を挙げます。

こんな現象、誰にでもあるものだと思います。
ある作品に惚れ込み、その作者のものを手当たり次第に読み、いつしかその作者自身に惚れ込んでしまい、今度はその作者書くものだからと、無条件で作品を買ってしまう。
別に悪いことではないと思います。
正常です。
でも、私、はたと思うのです。
それって、正当な作品の評価なのか、と。
客観的な評価がいつしか、愛着になり、バイアスがかかって正当な評価が行えなくなる。
そして、その時点で人に作品を薦めると、「作者と自分がともに歩んだ歴史の中の一冊」を選んでしまう。
その“歴史”なんて、あかの他人には分からないものですから「何これ?」となってしまう。
それは作者を知れば知るほどその傾向が強くなる。
私はここで、日記を書いて人柄をさらして、愛着を得ようとしています(笑)
それは作品の評価にも影響することなのでしょうか?
でも、この日記も作品のひとつであることは確かですが……(笑)

日記へのコメント

あ、訂正します。

おらは都会人だ。
[投稿者]蒼井シリウスさん [投稿日]2014-03-13 15:00:25
こんにちは!

解ります!
私も好きな作家さんの本は無条件で即買ってしまう人です(笑)

誰でもそうなんだと思いますが!?


このサイトでは特にそうだと思います(--;)
作品=作家 なんですよね。

しかし、ピックアップはそれを打破する切っ掛けになっていると思います!

お陰様で私は皆さんがピックアップしてくださる作品を読んでますもん(^o^;)

栞の作品が増えて増えて読みきれませんが…(笑)


日記も楽しいですよね♪
それこそ人柄が表れますよ(;^_^A


シリウスさんも正直者デスね(笑)
都会人で通せば良いのに(笑)

[投稿者]さん [投稿日]2014-03-13 14:36:17

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