カリンズさんレビューありがとうございました。
自分で書いてて、ゾッとしたのですが(笑)、感動したということで、驚いております。
やはり、描写から読者が得る感情は、人それぞれ違うものなんだと、感心させられました。
ありがとうございました。
ある事象に対しての捉え方は、人それぞれだと思いますが、最近の事件の報道は、「視聴者はこう求めているだろう」、「こう求めているはずだ」、という、一方的な見せ方をしています。
今に始まったことではありませんが、最近とみにそう思います。
佐世保の女子高生殺人事件。
誰も、被害者がどう殺されたかなどと、知りたいとも思っていません。
あまりにも、興味本位過ぎる報道に怒りさえ覚えます。
報道側は、視聴者はこの情報を求めている、とでも思っているのでしょうか?
だとすれば、視聴者を低く見ているとしか思えない。
遺族の関係者の心情など、全く無視している。
そして、おきまりの、なぜ犯人はこんなことをしたのか? という、にわかプロファイリング。
そして、原因は、今の現代社会の闇にある、などと結論づける。
そんなことは、誰にもわかりません。
多分、やった本人にも。
あまりにも犯行を“ドラマ化”させ過ぎてる。
もっと他に報道すべき事があるはずです。
もし、今の現代社会において功罪があるとしたら、それは“報道のあり方”です。
私は殺人事件(特に猟奇的)をニュース等で、大々的に報道することには反対です。
視聴者は“前例”を知ってしまうからです。
視聴者の中には、犯行予備軍がいるのです。
“前例”というものは、これから何かをするものにとって“心強い”ものなのです。
前例を知らなければ、起こさなかったことも多々あったと思います。
事件に興味を持たせるため、物語をくっつけて報道する。
まさにドラマ化です。
予備軍にとっては格好の“舞台”です。
報道は、自分たちが、犯罪の後押しに一役買っていることを、自覚すべきです。
テレビ局が、早くそのことに気付いて欲しいと思います。
(あと、みんな慣れ親しんでしまった『名探偵コナン』『金田一少年の事件簿』など、ティーンの少年が毎回殺人事件に出くわして“訳知り顔”、“涼しい顔”で毎回事件を解決するなど、本当はあってはならない設定だと、思っています)
作者ページ
蒼井シリウスさんの日記
報道のドラマ化について
[作成日] 2014-07-31 09:55:23
日記へのコメント
画一化されたニュース番組の差別化を図るあまり、どこの局も結局は、ドラマ化かバラエティー化になるようです。
民放の夕方ニュースでアナウンサーが、「**が△△した事件で、〇〇は∇∇だったことが新たに判明しました」とセンセーショナルに煽ったあと、映像とジングルが流れて一旦CMに入ったとき、
まさに、シリウスさんの仰る「報道のドラマ化」という表現が脳裏を過りました。
そうですね、今の時点では、報道が抑止力になってくれることを祈るばかりです。
それにしても、コナンは“人の死”というものを、簡単に扱い過ぎだと思います。
トリックの一部の“物”として扱われています。
それを普通に観てる、子どもたちも怖い。
ひところ、ドラマの『明日、ママがいない』の問題もありましたが、子供向けのアニメだからこそ、それよりも怖い問題だと思います。
それにしても、コナンは“人の死”というものを、簡単に扱い過ぎだと思います。
トリックの一部の“物”として扱われています。
それを普通に観てる、子どもたちも怖い。
ひところ、ドラマの『明日、ママがいない』の問題もありましたが、子供向けのアニメだからこそ、それよりも怖い問題だと思います。