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蒼井シリウスさんの日記

一度成功した人が陥りがちな負のスパイラル
[作成日] 2014-11-15 13:29:43
ガツンと頭を殴られたような記事でした。

要約して紹介します。

小説を書いて、それが賞賛されたとする。
それは作家にとっては成功だ。
それまで鳴かず飛ばずの時代を乗り越え、時間と労力をつぎ込み続け、やっと手に入れた成功。
自分の作品が人々に認められたということは、とてつもない快感を得られるこを知る。
そこで作家は出来るだけ頻繁に認められたいと考える。
ところが認められるには対価(作品)が必要なのだが、次の対価を用意するにはかなりの時間と労力がかかる。

ではどうするか?
すぐに用意出来ない作家は、少ない時間と労力で、早く自分を認められる快感を得るために、一度の成功を元手に以下の約束手形を発行する。

「今次回作の構想を練っています」
「その過程をブログに書こうと思います」
「ツイッターも始めました」

と作家の情報だけを垂れ流す手段をとる。
それは時間と労力のかからないてっとり早い方法だ。
それが魅力的なものであればいいが、失敗した場合、モチベーションが下がり、作品を書き続ける気にならなくなる。
つまり、次回作を待ち望んでいた読者を遠ざける結果になる。
約束手形が不渡りになった状況だ。
作家は焦り、早く認められようと、なお一層、昔の成功を口に出し約束手形を発行するようになる。
という負のスパイラル。


いやあ、耳が痛い。
作品が書けないと、つい違う情報の発信に頼りたくなるんですよね。
かくゆう私もやりたくなりました。
でも、準備してて(ブログとかツイッターとか)、その段階で面倒臭くなってやめました(笑)
それに、多分、続かないだろうとも思いました。
でも簡単だったらやっていたかも。

じゃあ、そうならないためには、どうすればいいのか?

答えは簡単だ。
どれだけ時間と労力がかかっても、認められるだけの対価(作品)を、用意することだ。その間、社会からは消えるだろうが、消えることを恐れて約束手形ばかり乱発すれば、待っているのはみじめなスパイラルだ。


そうなんです。
一度小説を書いて認められた快感をまた味わいたかったら、小説を書き続けることが一番の近道なのです。

作品を書けない人は、他に手段を探すのではなく、作品に集中するしかないのです。
こんな日記を書いている場合ではないのです(笑)

(えー、でもこの日記も私の作品のひとつです……)

日記へのコメント

やっぱりみなさん、自分に対する“反応がなくなる”のが一番怖いみたいですね(笑)
作品に集中したいけど、その間消えているのが怖い。
せっかく獲得した“地位”なのに……。
だから、なるべく“早く反応をもらえる方法”を選んでしまう。
それが、いいか悪いかは、答えはありません。
作家の中には、ブログ書いて、ツイッター書いて、メルマガまで配布して、かといって作品の質を落としているかといえば、そうでもない、うらやましい人もいる。
もちろん、作品だけの人もいる。
それぞれ、コスト・パフォーマンスとそれに見合ったリターンを考えながら試行錯誤していくしかないのですね。
[投稿者]蒼井シリウスさん [投稿日]2014-11-15 21:12:08
こんばんは。何とも言えない記事だなと(悪い意味ではないです)思いました。
私の場合は順位でしょうか。
初めは気にしなくても上がり始めると落としたくなくなる。
それには毎日更新しないとで、ノってる時はいいのですが慌てて毎日更新してても読み返してどうなのかなっていうまさに負のスパイラルなうですよ(笑)
それを回避するには書き上げてのUPがいいのでしょうが…
書いてるとやっぱり公開したくなる。評価がほしいんでしょうね。
なんか人間だなって感じですね。
でも、こうやって目が覚める記事を見るとどうでもいいかもと思えたり。
とりあえず自分だけじゃないんだなって思ったら気が楽になりました。





[投稿者]ロミカさん [投稿日]2014-11-15 19:49:35
ども、瑠衣です。

私も一時期手形に頼ってました
楽でした
しかしそれが発行できなくなるほど私情が複雑になって変わりました

コメントと言う反応は目に見えます
普段の苦労を共にした更新への微々たる拍手や順位の向上では満たされないナニかが得られます
レビューに近いのかな…
あ、読んでくれてる
あ、待ってくれてる

どうなんですかね
それ頼りもいいも悪いもない
負のスパイラルに必ずしもいくかわからない
そもそもそれが初めの成功への近道かも…?
何を意欲の根源にしているのか、皆さんそれぞれあるのでしょうか?
興味深いですね

ただそれがイコール他者への評価に直結すると、経験上難儀なことになります
[投稿者]瑠衣さん [投稿日]2014-11-15 18:25:25

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