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前作の『創世記』から観ないと、解らないかもしれません。

でも、この大元の大昔の映画『猿の惑星』は観た方がいいかどうかは、判断できません。

私は観たことがありません。
ただ、衝撃的な結末は知っています。
（確か高校の先生が、ばらしました（笑））
その衝撃的なラストを踏まえての、前日譚的な映画です。

“なぜ、そうなったのか？”

この映画は、観客が昔の映画のラストを知っている前提で作られています。
だから、こちらから先に観てしまうと、昔の映画のラストの衝撃はありません。

というか、今の時点で、もうないか……（笑）

最近、前日譚的な映画流行ってます。
前にもお話した"結末が予め分かっている"ストーリーです。

『スターウォーズシリーズ』『プロメテウス』『キューブ０』『エージェント・ライアン』『遊星からの物体X・ファーストコンタクト』『ハンニバル・ライジング』……多分もっとたくさんありますね。

多くはオリジナルの映画で“設定”として扱われていた部分です。
今度は、その“設定”が、どうゆう過程で作られたかというお話です。

『猿の惑星・創世記』は“なぜ、そうなったのか？”かを重点に描かれていて、とても興味深かったでした。
当時小学生だった子供も集中して観ていました。

でも、この『新世紀』はというと、その後の“猿”のヒューマン系のドラマです（猿のヒューマン系……？）

『創世記』だけで止めておいた方がよかったかなぁ……（笑）


『猿の惑星』と聞いて思い出すことがあります。
大昔のTVドラマ『猿の軍団』です。
（ううっ、歳が分かってしまう……）

あれは確か“冷凍睡眠”で目覚めたら、猿が人間のように生活している世界で、その猿たちに追われながら、その秘密を探る旅をする、というお話です。

子供ながらハラハラドキドキしながら観ていた記憶があるのですが、ラストどうやって現代に戻れたのか記憶にないのです。

ただ覚えているのは、地震の後、土の中から冷凍カプセルを掘り起こしたら、中の人間が「今までのことは夢だったのか……？」と、思っていたら、そのカプセルがどれだけの間動いていたかを示す年代表示が、はるか未来の数字を指していた、という映像だけです。

どなたか、私より年上で、当時の記憶が鮮明な方がいたら、教えて下さい（笑）