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　今日はお仕事がお休みだったので家でダラダラしていたら、ピンポーンとインターホンが。やってきたのは警察官のおじさん。

　いわゆる地域の見守りのため、おじさんはそれぞれのご家庭に声掛けをしていたのですが、その時同居している弟の話に。

　「今はフリーターで、正社員の仕事を探していて……」と話していたら、おじさんが唐突に一言。

「じゃあ、警察官になってみませんか？」

　……What？　リピートアフターミー？　おじさん実は警官を装った悪い人？

　と、心の中で疑ってしまいましたが、間違いなくおじさんは警察官。おじさんが言うには、一次試験の申し込みの締め切りが今月末だから、ぜひ受けてみたらどうかという話でした。

　しかもわざわざ申し込み書を、警察官のだけでなく県職員の試験の分まで持ってきてくれた超良い人でした。

　警察官も、スカウトしないとなり手がいなくて大変なんでしょうか。なんにせよただ家にいただけで、弟の就活の世話してもらえるとは思わなかったのでびっくりです。男の子に生まれると、こんな誘いもあるんでしょうか。

　惜しむらくは、ウチの弟はもやしっ子、アホの子、根性ナシと、警官にはまるで向いていない人間だと言う事のみ。「条件、胸囲78cm以上だって、オレ無理ー」とか言ってる子では、これ以上の進展が無さそうな事のみ。

　ダメ元で受けてみたら面白いのになぁ……と思いますが、こればかりは本人の人生なので、口出しは出来ないのが辛いところ。さて、どうなるかな。