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シロンペロンむさしさんの日記

なんかね、ふと思い出す訳ですよ。
[作成日] 2015-08-27 22:56:56
 
 前に私の豪快なグランマの話を書きましたが、その娘、つまり私のママンも、実はかなりのぶっ飛んだ人でした。

 おじさんいわく、魔性の女。父親いわく、とんでもなく気の強い人。私がママンの口から聞いた教訓は、「男に貢ぐ女になるな、貢がれる女になれ」「自分より大きい奴と喧嘩したら、顎を狙え」という二つのみ。ママンがどんな人かは、この二つで大体察しがつくかと思います。

 常日頃「あたしは60歳くらいで死ぬような気がする」と言っておきながら、50にもならない内に死んでしまった人でした。

 そんなママンは私が小さな頃、寝かしつける時にいつも物語を読み聞かせてくれたそうです。それがただ絵本を読むだけでなく、即興で桃太郎をアレンジしたり、完全オリジナルな話を聞かせたらしいのです。

 ちなみに、これで困ったのが父親。父親が普通に絵本を読んでいると「ママの話と違う!」とブーイング食らったとか。

 私がお話を作るのが好きなのは、多分母親がこういう人だったからなのだと思います。口ではろくでもない事しか教えてくれませんでしたが、私に何より大事な事を教えてくれたのはママンでした。

 子供の育て方に正解や間違いは(虐待とかは論外ですが)ないと思うのですが、そういう育て方をしてくれたママンにとても感謝しています。そして自分も、そんな育て方をしたいなと思うのです。

 ……まあ、私子供どころか旦那もいないんですけどね。夏の終わりに母を思い出して偲んでみたい今日この頃って話でした。
 

日記へのコメント

>赤名トマトさま

初めまして、コメありがとうございます(*^^*)

赤名さんのお母さまも、素敵なお母さまだったんですね。仕事で信頼されるって、やっぱり人間出来てる人だからこそですし。子どもの頃はどうしても寂しく思っちゃうけど、大人になるとその凄さが分かるようになりますよね。

10日でプロポーズって、ドラマみたいです!羨ましい(≧∇≦)運命に時間の長さは関係ないって事ですね。

ちょっと期待しつつ、まずは日常を張り切りたいと思います(*^^*)
[投稿者]シロンペロンむさしさん [投稿日]2015-08-28 22:11:09
いいお話ですね。
私のママンもガンで57歳の時に他界してます。
ママンというより、
田舎の母ちゃんって感じでした。
いつも甲高い声で笑い、
仕事熱心で、
仕事仲間から人望の厚い人でしたが、
私は苦手でした。
仕事ばかりの背中しか見せないのです。
寂しかった。
けど、私が苦労せずにお金の心配などもしないで、
我儘に育ってこれたのは、
母のお陰。

結婚はある日突然やってきますよ!
私がそうでした。
堀北真希には負けますが、
出会って10日でプロポーズされ、
80日で結婚しました。
子供も諦めていたけど、
授かりましたから、
運命はいつ加速するか?
未知ですよ(笑)
[投稿者]天音さん [投稿日]2015-08-28 08:25:20

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