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紅林 香さんの日記

母のお弁当
[作成日] 2015-10-09 14:12:17

母のお弁当の話を
小さな子供をもつ友達に話したら
涙を流して笑っていた

蓋をあけると

片方は白米
片方はおでん

からはじまり

なぜか「でんぶ」という
真っピンクの甘いのをご飯にのせるのが
好きで
一面ピンク

私はその甘さと食感が苦手で
いい加減我慢していたけど
耐えられず止めてと言ったら
次の日から一面昆布になった
今度はしょっぱい地獄

彩りも最悪だった

おかずも好き嫌いに関係なく
前日の残り物と
なぜかアルミの器に生卵を割り入れ
レンジにかける
(アルミ×レンジがタブーを知らなかったようす)

「爆発たまご」
が入っていた
レンジにかけるとぱんっ!と嫌な音がしてたので
爆発たまごと私が命名

それはゴムのようにかたく
とても食べられるものではなかった


「あとね…サンドイッチにしてって
お願いした時にさ…
耳も切ってないパンに玉子焼きとトマトと…
シシトウが入っててね…」

「ちょ!もうやめて!お腹痛いっ」
友達は涙を流して爆笑していた



やがてお弁当を作るのが面倒になった母は
私に小銭を直接渡し
いわゆる買い弁になった
そして遠足などは自分でお弁当を作るように
なっていた


お弁当地獄から逃れられたものの
母は今でも爆発たまごを制作しているのか
ふと気になり
明日聞いてみようと思った

あぁ
笑いすぎてお腹が痛い






日記へのコメント


赤名トマトさん♪

はじめまして
コメントありがとうございます
どうぞ笑ってやってください(笑)

当時は笑えないくらいだったけど
今となっは良い笑い話です

上には上がいるものですね
お饅頭はさすがに…
お茶漬けも…
笑ってしまいました

私も食事などの彩りや
組み合わせなどは良い教訓として
活用しています



[投稿者]紅林 香さん [投稿日]2015-10-10 10:52:57
はじめまして。

お弁当にまつわるお話。

笑ってしまうと失礼な気がしますが、
私の中のお弁当の思い出が過ぎりました。

私の若い頃に付き合っていた彼氏は、
お弁当にかなりのトラウマがありまして、
お母さんの作る、お弁当箱の中に、前日貰ってきた葬式饅頭が、でーんと入っていたり、永谷園のお茶漬けの素が振りかけてあり、お湯までかけてあって、弁当箱の蓋が開かない事もあり、隠すように食べていたと話された事があります。

それからですね…
お弁当を作ってあげる時、
人前で開けられるものを作ろうって思ったのは(笑)

その彼とは儚く別れましたが、
今でも、それを教訓にしてます。
[投稿者]天音さん [投稿日]2015-10-09 22:44:33

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