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こんばんわ！里桜です。

まだガラスの靴編集中で完結設定に出来てません(;O;)
そしてアップ予定の方は読み返したらもう意味がわからなさすぎて、加筆どころかリメイクしないと出せない有り様なので時間がかかりそう(;O;)

そこで、ちょろっとSSをここで。
ネタバレになりますのでご注意を。







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「ごめん、待たせて」


「あら、思ったより早かったのね」


「今の子って……」


「あぁ、モノカノ」


「例の悟のお姫様ね」


「もう俺のじゃないよ」


「良かったの？ちゃんと話しなくて。もう会えないかもしれないわよ」


「いいんだよ。俺が言えることは何もないしな」


「ふ～ん、姿を見つけてとっさに追いかけておいてね。アンタってほんと小さい男よね。大体、別れ話で女の本音探ろうとするところが間違ってたのよ。本当は別れたくないって言葉待ってたってのがもう本当にめんどくさい」


「はは。返す言葉もないな。でも、本当にもういいんだよ。俺といてもあいつは我慢するばかりだったから」


「まだ好きなくせに」


「さぁな」


「まぁ、アンタみたいな小さい男にはあんな可愛い子は勿体ないわよ。それに一緒にいた人もえらく男前だったしね」


「……なんでお前はそんなに傷を抉るようなことばかりを言うんだよ」


「だから、アタシにしとけば？」


「…………は？」


「アンタみたいな小さい男には広い心を持ってるアタシみたいなのがいいわよ」


「広い心を持ってる？お前が？」


「何バカにしてんのよ。三年間も好きな男の好きな女のノロケから悩みまで真剣に聞いてやってた、アタシ以上に広い心を持った女なかなかいないでしょ」


「…………」


「だから、アタシにしときなさいよ」


「考えとく」


「まだ好きなくせに？」


「さぁな。でも、ちゃんと考えとくよ」


「ふん、まぁいいわ。とりあえず飲むわよ！今日は朝まで」


「はいはい。お付き合いしますよ」




カレがカノジョを忘れるまで。カレが辛い顔をしなくなるまで。
例え、カレがアタシのものにならなくても今までと変わらずに側にいよう。
形は何でもいい。友達だろうが同僚だろうが。

だけど、願うならばーーー




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