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シロンペロンむさしさんの日記

戦国こぼれ話・どっちの上司編
[作成日] 2016-04-06 06:45:13
 
 本日の「戦国ラブドール」更新で、市松と虎之助が色々話し合っていましたが、史実の正則様と清正公には、こんなお話があります。

 清正公は熊本城の築城を初め、武勇はもちろん政も優れた武将です。現場に足を運び、自分の目で確かめ、細かく部下に指示をした記録が残されています。

 「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ!」と常日頃思う人からすれば、これは理想の上司です。

 一方、正則様も、酒さえ入らなければ政も優秀な武将です。たまに片倉小十郎や後藤又兵衛に馬鹿にされちゃいますが、それもまた愛嬌。そんな正則様は、部下に仕事を任せ、考えさせるスタンスでした。

 ここだけ聞くと、清正公アゲの話のようですが、実はそうではなく。

 清正公が亡き後、困った事が起こりました。普段の細かな仕事まで清正公が仕切っていたため、清正公がいなくなったら、部下達は仕事をどう進めたらいいのか分からなくなってしまったのです。

 一方正則様の部下は、正則改易後浪人となっても、仕事が出来る優秀な人物と重宝され、次の働き口がすぐ見つかったそうです。

 信じてついて行けば問題ないけれど、部下は育ちにくい清正公。自分で苦労して答えを見つけなきゃいけないけど、力は伸びる正則様。どちらが優れた上司か……というと、優劣は付けがたいと思います。

 あなたならどちらを上司にしたいですか? と聞かれたなら、悩んでしまいます。自分のスキルアップを目指すなら正則様ですが、命懸けて仕える時代ですから、迷わずついて行ける清正公も魅力的。

 戦国時代の話だととりあえずコンビとして出される二人ですが、こんな考えの違いも面白いものだと思います。
 

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