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永井 遥樹さんの日記

Character Profile No.10
[作成日] 2016-05-31 20:01:13



『TORTURE −対女性拷問者−』



Torture / 麗夜(トーチャー / レイヤ)





記念すべき10人目のキャラは壮絶な生い立ちを持つ男、トーチャーこと麗夜です。



自分で書いてて彼が可哀想になってくるくらい(泣)

人格的な歪みがあの程度で済んだのはやはり真梨子のおかげ?



彼についてはいっぱい語りたいけど作品中に描いていない部分をここで暴露して良いものか…

しかもいつかのニュースで書いた通り作者のわたくしにさえ気持ちを曝け出さない彼ですから…。

とりあえず綺梨に対する想いだけでも。



そうですね…すごく複雑な想いだったでしょうね。

綺梨が彼を見る時とは違い、彼は全ての過去を知ってしまっているわけですから。

彼女の母親の死は自分のせいだという罪悪感、もう二度と大切な人を失いたくないという願い、故の出会わなければ良かったという後悔。

それでも忘れられない“愛”



(綺梨の気持ちを“恋”と形容するなら彼の気持ちは間違いなく“愛”ですね。

“恋”じゃないです。)



真梨子という“母親”への愛、兄としての妹への愛、そして異性としての愛

彼が綺梨を見る時にはこんなに色々なことが心の中で渦巻いていたことでしょう。

綺梨の強引さがなかったらその中に引きずられて壊れてたんじゃ…。



今改めて読み直すと、また違った世界が見えてきました。作者でさえ。

伏線にするつもりなかったところがいつの間にか伏線ぽくなっている!

なんて発見もしばしば。



最後は綺梨のおかげで迷いを吹っ切れた麗夜。

幸せになってね(´∀`)



いつか彼の内面を描きたいです。



PS

これは意識して書いたわけではなく、過去編を書いてる間に気が付いたことなのですが。

キリスト教におけるイエスの存在とは“贖罪”

イエスの死は人類の罪を贖うものである、という教えがあります。

長は自分の罪を彼に負わせ、しかもその彼は裁きの場で腰布で磔(?)

我ながら皮肉だなと(笑)



イメージ元画像↓
https://twitter.com/kvflm1ehhjurkvb/status/955324804579524609
(イメージを崩したくない方は注意)


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