そやつから呼び出しメールが来た。
普段は休みの日くらいしか呼び出さないくせに…。
今回は平日の仕事帰りに来てくれとか言いやがる。
まぁ、ご飯をくれるからいいか…、と軽い気持ちでそやつの仕事場兼自宅という高級マンションに向かった。
マンションの扉を開け(何故か鍵を持っている。)仕事場の部屋に向かう。
その扉を開けると私が驚愕をする前に1人の女が驚愕をする。
なぬ!?そやつに女だと!?
その女性はかなり若くて可愛らしいという女の子。
『社長、彼女さんですか?』
可愛らしい女が甘えた声でそやつに聞く。
奴は世間では今や社長と呼ばれてる。
『違う!違う!ただの知り合いです…。』
そやつが言う前に私が答えるとそやつは愕然とした顔をする。
そして、そやつは何故か私に助けてくれという顔を示すのだ。
なるほど…、そやつはこの女子が苦手なのだな?
そやつに目配せをするとウンウンとそやつが頷いた。
私に任せろ!
頼む!
長い付き合いのテレパシー…。
そやつは白々しくトイレに行く…。
可愛らしい女子が私に聞いて来る。
『社長って彼女さんは居ないのかしら?』
『ああ、だって、アイツは変態だからねぇ…。アイツの理想は網タイツを履いてヒールを履いて鞭とロウソクを持って女を踏むというのが理想らしい。』
『えっ!?』
『学生時代にそれをやりたいと言ってクラス中の女子から変態の烙印を押された奴なんよ。』
『帰ります…。』
その女子は青い顔をして消え去った。
戻って来たそやつに私はゲンコツを受けた。
しかし…、私の中には『愛しき…』の怜太が出来上がり、私は1人で満足をした。
という呟き…。
追伸…。
親友としてはこれはリアルにはやらない方がいいらしい。
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Raimさんの日記
呟き…
[作成日] 2018-03-27 15:55:00