パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

現在、花粉症でティッシュを大量に必要とするRaim…。

昨日から食べ過ぎでお腹を壊した馬鹿旦那…。

今朝、その馬鹿から


『トイレットペーパーが後１個…。』


と言われた。

我が家は基本的に備蓄主義で予備を使う時に必ず次の予備を買うから普段から切羽詰まったりはしないはず…。


『なんで！？暇なら予備を買っといてって頼んでたよね？』

『忘れてた…。』


今週は仕事もせず、ガンプラに夢中だった馬鹿の姿が頭を過ぎる。

馬鹿のガンプラを握り潰してやりたい衝動に駆られた。

とりあえず、喧嘩をしてる場合じゃないなと役立たずな馬鹿旦那を引き連れて薬局へ…。

ＳＮＳとかやらないRaimは世間知らず…。

仕事を自宅でやる為に家から出ない馬鹿も同じく世間知らず…。

薬局ではまさかの光景を目の当たりにする。


『トイレットペーパーとティッシュペーパーが無い…。』


なんでやねんっ！

そう叫んで２軒、３軒と薬局を走り回る。


『お腹が痛いです。』


早く帰りたいと馬鹿が言う。

訳のわからんデマで何処の薬局でも売り切れ続出らしい…。

どうする！？

緊急事態だ。

馬鹿の為に胃腸薬だけは買った。

だが、問題は解決してない。

悩む私の隣で呑気な馬鹿は私のお父さんに電話する。


『オッチャン、トイレットペーパーあるか？』


おいおい…。

私の実家が困るやん。

そう言う前にふと思い出す。

私の実家の備蓄率は半端ないという事…。

当然だが、トイレットペーパーもティッシュペーパーもマスクも常日頃からダンボール買いをしてる我が実家…。

私の備蓄癖は遺伝だな。


『トイレットペーパー…、余裕であるってよ。』


馬鹿はのんびりと実家に向かう。

だったら薬局に行く前に言えよ…。

怒り狂う私と全く動じない馬鹿は私の実家でお昼ご飯を食べてトイレットペーパーとティッシュを貰って帰って来た。

只今、馬鹿は懲りずにガンプラをやってる。


完成したらあのガンプラを握り潰してやろう…。


そう心で思う私だった。



という呟き…。