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むぅ先生の診察のお時間です。
患者さんは長男です。

「むぅ先生、花粉症が辛いんですけど…」

「はい、注射しましょう」

「何故！？」

慌てる長男を無視して、ブスッとオモチャの注射を射したむぅ^^;

ポケットからタオルを取り出し、

「はい、これで拭いといて」

─────ものすごい不衛生Σ(ﾟДﾟ；)


「先生、お薬出して下さい」

「粉の薬？ 玉の薬？」

「玉の薬でお願いします」

「あ……」

玉の薬は、先ほど私に処方したため品切れ。
むぅ先生ピンチ！


帰宅(？)した長男が処方された袋を開くと─────

「玉子！？」

……玉子？！

「だってさぁ、玉”の”薬がなかったから、玉”ご”薬にしたの」

─────上手いっ♪

むぅに一本取られたにぃ&私でした^^;



周りの会話をよく聞いてるんだよね。

今度は、ぬいぐるみで診察を始めたむぅ。

患者役のぬいぐるみをオモチャのコンロで焼き始めた！？

「どんな治療だよ！？」

にぃのツッコミ(つД`)ノ

「口内炎焼いてるの」

むぅの言葉に、にぃと私は顔を見合わせて吹き出しました。


ここ数日、口内炎に悩まされていたにぃ。

「口内炎て、歯医者で焼いてもらうと治りが早いんだよ」

って私が言ったの聞いてたんだね。

口内炎が何だかわからないむぅ先生は、患者を直接コンロで焼いてしまったのでしたΣ(ﾟДﾟ；)