『嫉妬』
明美:「来ないで!」
正人:「どうしたの?」
明美:「私に触らないで!」
正人:「なに怒ってるんだよ?」
明美:「美和子を抱いた手で、私に触らないで」
正人:「ち、違うよ……誤解だよ」
明美:「正人君が、あんなことするなんて思わなかったわ」
正人:「ち、違うんだって、明美ちゃんもわかってるでしょう、あれは、好きでやったんじゃないんだ」
明美:「へえ~、好きじゃないのに、キスまでするんだ?」
正人:「し、してないよ! あ、あれは、キ、キスする真似だよ!」
明美:「うそ! してました! 私、この目でちゃんと見ました!」
正人:「ご、ごめん、あれは美和子ちゃんが急に……ぼくからしたんじゃないんだ……ぼくはするつもりなかったんだ、ほんとだよ! 信じてよ!」
明美:「ふ~ん、やっぱりしたんだ? サイッテー! だったら、私も真司とキスするわ! これで、おあいこでしょ! 真司~! こっち来て~!」
正人:「明美ちゃん、ひどいよ、だって、これは……」
先生:「正人く~ん、もう一度お姫様を目覚めさせるところからね~。美和子ちゃんは眠ってるんだから、唇突き出さなくていいの! 明美ちゃんは鏡の前で一人で練習しててね~。真司君は木の役だから動いちゃだめ!」
完
今回はフルキャスト出演で。
無理と言いながら、考えてしまう……作者の哀しい性。
でも、この話から読んだ人は、なんのこっちゃわからないかも(笑)
作者ページ
蒼井シリウスさんの日記
小噺集 その14
[作成日] 2014-01-24 09:15:00
日記へのコメント
確かに。
“大人だと思ったら、子供だった”
そこから次のハードルって相当高いですよね。
とても楽しく、そして私の予想を毎回越えて来る作品をありがとうございます
このサイト利用しているのは主婦層が多いですよね!
多分、このサイトだと私は最年少の部類に入ると思います。
これからも是非よろしくお願いします(/*´∀`*)/
いまさん、記憶力いいですねぇ~、と思ったら、まだお若い(笑)
そうですね、もう毎回、読んでいる皆さんの裏をかかなければならない。
毎回毎回、同じような“勘違いオチ”では面白くない。
第一話は単純に“大人だと思ったら子供だった”のオチですが、二話目からは“始めから子供とわかってる”のでよりハードルが高くなってしまいました。
でも、これ考えてて、悟ったのは“ひらめきは不意には来ない”と言うことです。
考えて、考えて、考え抜いて、その果てに初めて降りてくる。
皆さんの励ましのおかげで、大変勉強になりました。
ありがとうございました。
そうですね、もう毎回、読んでいる皆さんの裏をかかなければならない。
毎回毎回、同じような“勘違いオチ”では面白くない。
第一話は単純に“大人だと思ったら子供だった”のオチですが、二話目からは“始めから子供とわかってる”のでよりハードルが高くなってしまいました。
でも、これ考えてて、悟ったのは“ひらめきは不意には来ない”と言うことです。
考えて、考えて、考え抜いて、その果てに初めて降りてくる。
皆さんの励ましのおかげで、大変勉強になりました。
ありがとうございました。
たくさん、有難うございました
m(_ _)m♡
m(_ _)m♡
まさかこんなシリーズになるとは……。
だったら、もうちょっと考えて“名前”決めればよかった。
っていうか、今度こそ、本当に今度こそ、これやめます。
このネタのために頭オーバーヒートしそうです(笑)
(他のたわいない小噺は続けます)
だったら、もうちょっと考えて“名前”決めればよかった。
っていうか、今度こそ、本当に今度こそ、これやめます。
このネタのために頭オーバーヒートしそうです(笑)
(他のたわいない小噺は続けます)
おはようございますm(_ _)m
もう、このシリーズ読めないかと思ったら!!
それもフルキャスト!!
朝からニヤニヤしてしまいました♡
す、凄いです(*≧▽≦)ノシ))
最後にまとめる先生が気になってます!
有難うございましたm(_ _)m
もう、このシリーズ読めないかと思ったら!!
それもフルキャスト!!
朝からニヤニヤしてしまいました♡
す、凄いです(*≧▽≦)ノシ))
最後にまとめる先生が気になってます!
有難うございましたm(_ _)m
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