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天峰 颯さんの作者ニュース
「ずっと傍に…」レビューお礼&小話
けい様。
私も、こんな恋愛したいです!
現在進行形(笑)
噛み締めながら読んでいただき感無量です。
ペースは落ちますが、必ず完結させますので、最後までお付き合いくださいね。
☆~☆~☆~☆
桜木先生が死んだ後の事を考えると辛いけど、桜木先生がそこまで陽葵の事を愛していて、それでも傍にいることを選んだのなら他人の俺が何かを言うべきではない。
ただ応援しているとだけ分かってもらえれば良いと思えた。
「蒼くん…ありがとうございます。蒼くんが陽葵の弟でよかったと思っています。僕はまだまだ生きるつもりでいます。ですが、僕が死んだあと…陽葵を頼みますね。きっと周りは優しい言葉しかかけないと思います。ですが…必要なら叱ってあげてください。それもまた愛情ですから」
叱ってあげてくださいの言葉に驚いた。
だけど、その時がきたら理解する。
優しい言葉だけでは誰も救われないと。
立ち直って欲しいから、誰かが本当の事を言わなければいけないと…
「それと蒼くん…キミが僕たちの事を以前から気がついていたのは知ってましたよ」
「えっ?」
驚く俺に桜木先生は笑った。
「あの日…陽葵が千佳さんや咲さんと学校に遊びに来た時…陽葵を置いて先に出て行きましたね…。どうして戻って来たのは分かりませんが…見てしまったのでしょう?僕と陽葵がキスをしている場面を」
その言葉に顔がカァーと赤くなった。
陽葵に言いたいことがあって戻ったら、準備室内でふたりのキスシーンを見てしまった。
驚きと困惑で慌てて逃げたけど…気がつかれていた。
「逃げていく後ろ姿を見たんですよ…陽葵には風で本が倒れたと嘘をついたので見られていたとは知りません…年頃のキミに見られてしまって驚きましたが…」
「はぁ…さすがに刺激は強すぎましたけど…それでも陽葵の想いが通じてよかったと思ったんですよ。」
「そうですか…本当に蒼くんが陽葵の弟でよかった…これからも陽葵の力になってあげてくださいね」
その言葉が俺の中から消えることはなかった。
桜木先生の横で幸せそうに笑う陽葵。
これから先のことを思うと辛いけど、当の本人の桜木先生が笑っているのに俺が情けない顔を続けるわけにはいかない。
だから、今日は…これから先も笑っていようと思う。
「桜木先生!!陽葵!!結婚おめでとう!!」
私も、こんな恋愛したいです!
現在進行形(笑)
噛み締めながら読んでいただき感無量です。
ペースは落ちますが、必ず完結させますので、最後までお付き合いくださいね。
☆~☆~☆~☆
桜木先生が死んだ後の事を考えると辛いけど、桜木先生がそこまで陽葵の事を愛していて、それでも傍にいることを選んだのなら他人の俺が何かを言うべきではない。
ただ応援しているとだけ分かってもらえれば良いと思えた。
「蒼くん…ありがとうございます。蒼くんが陽葵の弟でよかったと思っています。僕はまだまだ生きるつもりでいます。ですが、僕が死んだあと…陽葵を頼みますね。きっと周りは優しい言葉しかかけないと思います。ですが…必要なら叱ってあげてください。それもまた愛情ですから」
叱ってあげてくださいの言葉に驚いた。
だけど、その時がきたら理解する。
優しい言葉だけでは誰も救われないと。
立ち直って欲しいから、誰かが本当の事を言わなければいけないと…
「それと蒼くん…キミが僕たちの事を以前から気がついていたのは知ってましたよ」
「えっ?」
驚く俺に桜木先生は笑った。
「あの日…陽葵が千佳さんや咲さんと学校に遊びに来た時…陽葵を置いて先に出て行きましたね…。どうして戻って来たのは分かりませんが…見てしまったのでしょう?僕と陽葵がキスをしている場面を」
その言葉に顔がカァーと赤くなった。
陽葵に言いたいことがあって戻ったら、準備室内でふたりのキスシーンを見てしまった。
驚きと困惑で慌てて逃げたけど…気がつかれていた。
「逃げていく後ろ姿を見たんですよ…陽葵には風で本が倒れたと嘘をついたので見られていたとは知りません…年頃のキミに見られてしまって驚きましたが…」
「はぁ…さすがに刺激は強すぎましたけど…それでも陽葵の想いが通じてよかったと思ったんですよ。」
「そうですか…本当に蒼くんが陽葵の弟でよかった…これからも陽葵の力になってあげてくださいね」
その言葉が俺の中から消えることはなかった。
桜木先生の横で幸せそうに笑う陽葵。
これから先のことを思うと辛いけど、当の本人の桜木先生が笑っているのに俺が情けない顔を続けるわけにはいかない。
だから、今日は…これから先も笑っていようと思う。
「桜木先生!!陽葵!!結婚おめでとう!!」
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