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弓月 舞さんの作者ニュース
きっと、彼の虚無感は
小説の更新は停滞しているのに最近は作者ニュースだけぽつぽつ書いています。
レビューのお返事はここでって決めているのでお許しを。
そういう意味で、最近はレビューに恵まれてるということですよね。ありがとうございます。
■*矢の根梵天花*様
お返事が遅くなってごめんなさい。実は「どうして三度目で涙してくださったのかな」と少し考え込んでいたんです。感情移入してくれたことも、繰り返し読んでもらえたことも嬉しい。そして"三度目"というタイミングが…不思議なんですけど、これまた嬉しい報告なんですよね。何故だろう。とにかくありがとうございました!
自分で生み出したキャラクター達と、物語。
他の誰かにも、目に留めてほしい。
目に留まったなら、読み進めてほしい。
せっかくだから最後まで読んでほしい。
最後まで読んだ後は、余韻にひたってほしい。
いつかもう一度、読み返してほしい…。
そんなふうに考えるのはわたしだけではない筈。
繰り返し読んでもらえることは本当に幸せ。
ただ、例えば映画でも漫画でも、初見の感動を越えるのは難しい気がします。わたしにその経験が無いからだと思います。
でも
『溺愛』という物語を考えた時──
あの虚無感に寄り添ってもらうには、初見だとキャラクター達の真意が謎すぎるし、二度目は答え合わせ的な要素が多すぎる。
だから繰り返し読み直した時のほうが、感情移入できるのかも。
それを狙って書いたわけではなかったけれど、なるほど独特なお話になったなぁと作者ながら感心しました(笑)
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