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あなたはもう王の娘ではない。別人として新しい人生を生きるのよ
こんにちは。
三連休の初日、いかがお過ごしでしょうか。
セリョンの心中がしのばれます。
母親が我が娘に
ー今日から、あなたは死んだことにするから、別人として生きなさい。
そんなことを告げるのは、身を切られるような想いだったでしょうね。
でも、娘が恋人の後を追って自害するのを見るよりは、まだ「死んだことにして、どこかで生きて欲しい」と辛い選択をしたのですね。
辛い決断をしたのはセリョンだけではありません。
父親として、ムミョンも苦渋の決断であったことでしょう。
死ぬことはないにせよ、「死んだことにして」しまえば「紅順公主」という王女の存在は抹消されます。
当然ながら、これから先、親子の名乗りも逢うこともできなくなります。
それでも、親ならば、たとえ永遠に逢うことはできなくなったとしても、この広い世界のどこかで、娘が幸せに元気で暮らしているなら、哀しみにも耐えられる。
ムミョンとセリョンの気持ちが分かります。
旅立つ娘のために、徹夜して袋を縫い上げ、手ずから選んだ細々とした品を詰めて用意を調えたセリョン。
二度とは逢えない娘への思いが込められていたと思います。
第三部の冒頭の作品紹介では「16歳で亡くなった」と書いたため、ご心配をおかけしてしまったようで。。。
でも、賢明な読者さんの中には、もしかしたらーと、この展開を漠然と想像していらっしゃった方もおられたようです。
結果としては、このような形となりました。
本日もご覧頂き、ありがとうございます。
三連休の初日、いかがお過ごしでしょうか。
セリョンの心中がしのばれます。
母親が我が娘に
ー今日から、あなたは死んだことにするから、別人として生きなさい。
そんなことを告げるのは、身を切られるような想いだったでしょうね。
でも、娘が恋人の後を追って自害するのを見るよりは、まだ「死んだことにして、どこかで生きて欲しい」と辛い選択をしたのですね。
辛い決断をしたのはセリョンだけではありません。
父親として、ムミョンも苦渋の決断であったことでしょう。
死ぬことはないにせよ、「死んだことにして」しまえば「紅順公主」という王女の存在は抹消されます。
当然ながら、これから先、親子の名乗りも逢うこともできなくなります。
それでも、親ならば、たとえ永遠に逢うことはできなくなったとしても、この広い世界のどこかで、娘が幸せに元気で暮らしているなら、哀しみにも耐えられる。
ムミョンとセリョンの気持ちが分かります。
旅立つ娘のために、徹夜して袋を縫い上げ、手ずから選んだ細々とした品を詰めて用意を調えたセリョン。
二度とは逢えない娘への思いが込められていたと思います。
第三部の冒頭の作品紹介では「16歳で亡くなった」と書いたため、ご心配をおかけしてしまったようで。。。
でも、賢明な読者さんの中には、もしかしたらーと、この展開を漠然と想像していらっしゃった方もおられたようです。
結果としては、このような形となりました。
本日もご覧頂き、ありがとうございます。
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