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久しぶりに大紋春馬さんという方と向かいあっています。
…今回、身重の妻を捨て、かつての恋人と駆け落ちするというとんでもなく非常識極まりないお話を書いているのですが…どうしても大紋さんのことを嫌いになれないんですよねえ…。

…余り大紋さんのことをご存知ない方の為に、簡単に時系列のご説明を…。

大紋春馬さん。
礼也さんの大親友。
イケメン。
性格良し。
スポーツマン。
趣味・馬術。
職業・弁護士。
貴族出身ではないけれど、由緒正しき名家の生まれ。
英国・ケンブリッジ大学に留学経験有り。
暁が少年時代、彼に一目惚れし、家庭教師を買って出る。↑この辺りからアヤシくなる。笑笑
情熱を実らせ、暁と恋人同士に。
子爵令嬢・絢子に恋される。
絢子の求愛を断る。
絢子、自殺未遂を図る。
大紋、絢子が回復するまで寄り添う。
礼也の母が暁を脅し、大紋と別れさせようと画策する。
暁、大紋の将来の為に身を引く。
大紋、絢子と結婚。
絢子、妊娠する。
縣炭鉱の事故の対応のため、暁と大紋再会する。
いきなり愛が燃え上がり、二人駆け落ちする。

…とまあ、こんな感じですね。
こうして見ると
「大紋！大体お前が最初からしっかりしていたら！
こんなことにならなかったのでは⁈」
「絢子をもっとビシッと断るべきだったのでは⁈
てか、暁くんがなんで身を引いたか弁護士ならさっさと調べろよ！」
「絢子と結婚してまあまあ子作り早くね⁈」
とか、ツッコミどころ満載な大紋さんですな…汗
…すべては大紋さんのお坊ちゃま育ちなところと、やや八方美人的なご性格が災いしたかと…汗

けれど、
「ずっと忘れられないひとがいて、ずっとそのひとを思い続けている」
キャラクターて…
私、大好きなのです！
再会愛も大好き！
だから大紋さんを嫌いになれないの。
絢子、ごめん！
きっと幸せにするから！

…で、暁さんはなぜ結構あっさりとYESしちゃたかを鑑みますと…

「女は最初の恋がふるさと」
という昔の花王・愛の劇場のテーマソングの名一節が思い浮かぶのです。
暁くんは男性ですが。

初恋と、ふるさとに還ってしまった暁くんを、私は責める気にはなれないのです。

…ただ、一言。
「月城さん！あと一歩！アプローチ遅かった！」
…という世界線のお話でございます。
よろしければ、覗いてみてくださいませ。

雪　碧子

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