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NEW 雪 碧子さんの作者ニュース

可愛いと美しいの狭間に横たわるもの。
昨日更新したページを読み返して思ったこと。

暁くんが絢子様のことを表現するのに
「お可愛らしくて淑やかなお嬢様」
という言葉を使われているのですよ。

『お可愛いらしい』
もちろん褒め言葉です。
…でも…
『お美しい』
ではないのです笑笑

…ううむ…。

こういうところに暁くんのなかなかに一筋縄ではいかないご性格が現れているような気がします。
もちろん!
ご性格が悪いわけではない!
それは絶対にない!

…けれど…

ご性格が良いのかと尋ねられたら、
「100%良いです!!」
とは言い難い。
作者の私でもそう思います。

絢子様はもちろんブサイクではありません。
なかなかの美人に入る部類のお顔立ちです。

なのに
『お美しい』
とは言わずに
『お可愛らしい』
と表現する暁くん。

…そう。
暁くんは春馬様を奪われるかもしれない絢子様に本能的に
「全然好きではないし、ましてや美人とは言いたくない。
いや、僕の方が多分きっと綺麗だし!」
…と、心の何処で少し思っているのだと思います。
そんなところからのあの
「お可愛らしい」
のお言葉なのかと…。

綺麗なひとが心まで完璧に綺麗なんて面白くもなんともありません。
ちょっとだけ意地悪だったり、ちょっとだけ皮肉屋の方が魅力的なんじゃないかなあ…と私は思うのです。

…そして、そんな暁くんのご性格を春馬様はもちろん知るよしもありません。笑笑
そんな天下泰平な春馬様も私は大好きです♡


雪 碧子
[作成日]2024-03-11
61拍手

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もしも暁くんと大紋様が結ばれる世界線があったら…なお話です
[ジャンル]館・お嬢様・お坊っちゃま・メイド・執事
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