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NEW 蒼井シリウスさんの作者ニュース

娯楽について
まず、このサイトに数ある“官能小説”の中から私の“バンコクの夜で……”をピックアップいただきありがとうございます。

正直な話、“官能”と呼べるものかどうか疑わしいですが、“大人の体験談”として読んでいただけたら幸いです。
約一年前の体験談です。
ほぼ100%実話です。
ただカテゴリを“体験談”にしなかったのは、語り部を“カッコよく”しすぎたため、“その他”の読み物にしました。
本当は本人ドキドキもののヘタレの体験談です(笑)

でも、タイはいい所でした。
物価も安く、温かく、食事も私には合いました。
老後はタイに移住してもいいとも考えています。


震災の日、私の住んでいるところでは、震度4~5、一瞬にして電気の供給が止りました。 
あの日、詳細な情報も手に入らず、夕方私が会社から最後に帰るとき、私は長期化を覚悟しました。
私は一人、会社のプロパンガスのコンロで湯を沸かし、裸になり、頭を洗い、タオルをお湯に浸して体を拭きました。
外は真っ暗で、街灯も信号も消えていました。
高度な文明社会の今、こんな光景に出くわす日が来るとは信じられませんでした。
でも被災地に比べれば、天と地の差、寝るとこも、食糧もそんなには困りませんでした。

ただ、その未来への見通しが立たず、不安定な生活が続いた期間、私は小説を書こうともしなかったし、読もうともしませんでした。
こんな生活が続いたら、物語を読むことに、なんの必要性を感じなかったのです。
『こんな時、誰が小説など読むものか』そう思いました。
『だったら、書いても意味がない』そうも思いました。
私は小説は、きわめて高度で贅沢で個人的な娯楽だと思います。
衣食住が足りて、なおかつ、その生活が多分未来も続くだろうと、思ったときに初めて手にする娯楽だと。

その中で、家族での娯楽がありました。
それは“トランプ”でした。
私が家族に“大富豪”を教えたのです。
子供たちも含めて、みんな夕食のあと夢中になって楽しみました。
そのとき、少し家族の絆が強くなったように感じました。
トランプは手軽でチープでみんなで楽しめる娯楽です。

今や、子供たちは、ゲーム機とスマホに夢中で、親子の会話は全然なくなりましたが(笑)

今、また、小説が読めて、書ける生活になりました。
その幸福に感謝したいと思います。
[作成日]2014-03-12
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