悲しみの雨が降り続ける世界に雪花も双子も居て、悲恋なのかと思いながら読んでいたのですが。
三人が出会って物語が進むにつれ、その悲しみがあるから愛しさが生まれたんじゃないかと思いました。今回の作品、特に香りと音色が印象的で。お花に詳しくないのに、想像できてしまうような表現で実際に嗅いでみたくなりました。双子が雪花に与える愛の言葉の音色、その逆もそうだけれど。こんな風に愛される世界にどっぷりと、中盤からラストまで浸ってしまいました。非日常とあるだけに身構えていたのですが、予想を超えるラストに1つの映画を見たような気分に陥りました。素敵な作品をありがとうございます。
作者ページ
薫さんのレビュー一覧
白蛇の恩寵 ~囚われの娼婦~【8月から非公開】(非公開)
[評価] ★★★★★
[評価] ★★★★★
密やかな愛慕に花笑みを【9月より非公開】(非公開)
[評価] ★★★★★
[評価] ★★★★★
この物語は非王道というだけあって大きなすれ違いや恋のライバル、何年後というワープも無く、2人の時間をリアルタイムで感じさせてくれたような気がしました。
個人的には話の流れに緩急が付いていて後半からラストに向けてどんどん引き込まれてしまう。そして最後まで読むと分かるロジックにしてやられた感がありました。最初から読み直したいと思える作品でした。大人になると素直になれなくて纏わりつくのは自分の気持ちと反する関係性だったり、周囲の評価だったり。社長と秘書という肩書きが表していましたね。その自身の気持ちと現実の問題の狭間を生き抜く様が非常に良かったです。あと一歩を踏み出せる勇気ある大人になりたいものです
個人的には話の流れに緩急が付いていて後半からラストに向けてどんどん引き込まれてしまう。そして最後まで読むと分かるロジックにしてやられた感がありました。最初から読み直したいと思える作品でした。大人になると素直になれなくて纏わりつくのは自分の気持ちと反する関係性だったり、周囲の評価だったり。社長と秘書という肩書きが表していましたね。その自身の気持ちと現実の問題の狭間を生き抜く様が非常に良かったです。あと一歩を踏み出せる勇気ある大人になりたいものです
密やかな愛慕に花笑みを【9月より非公開】(非公開)
[評価] ★★★★★
[評価] ★★★★★
大人の恋愛は学生の頃のように好きだ嫌いだと簡単に伝えられないもどかしさがありますね。今まで互いに歩んだ道程があって、ましてや同じオフィスの社長と秘書。肩書きが持つ見えない壁、苦悩。周りからの視線、評価。こうやって、僕が知らないだけで世の中のオフィスラブは静かに溢れているのかもしれませんね。この先の2人の恋模様がどう交わり、または離れてしまうのか。この先の展開楽しみにしています。
合言葉に、魅せられて(非公開)
[評価] ★★★★★
[評価] ★★★★★
レビュー失礼します。
アトレに行きたくなりました。
僕自身、カクテルもウイスキーも詳しくないですが、それでも飲んでみたくなるような描写、飲んだような気持ちにさせる表現に脱帽です。登場人物全員、心に何かを秘めていて。それを少しずつ解放していく様が凄く面白くて引き込まれてしまいました。
現実と非現実的な場面が融合されて、ありそうで無い、という世界観が個人的に好きです。
ドラマを見てるようなテンポで物語が進んでいくのでこれから先の那月君に注目して読んでいきますね。応援しています。
アトレに行きたくなりました。
僕自身、カクテルもウイスキーも詳しくないですが、それでも飲んでみたくなるような描写、飲んだような気持ちにさせる表現に脱帽です。登場人物全員、心に何かを秘めていて。それを少しずつ解放していく様が凄く面白くて引き込まれてしまいました。
現実と非現実的な場面が融合されて、ありそうで無い、という世界観が個人的に好きです。
ドラマを見てるようなテンポで物語が進んでいくのでこれから先の那月君に注目して読んでいきますね。応援しています。
前へ
|
次へ