読み始めてすぐに、ほんわかできる作品です。
柔らかい世界観に浸るのことが、とても快感。
いっくんがダメダメなのに憎めないのは、本来二人にしかわからない絆が見事に描かれているからだと感じました。
そんな彼とは対照的だからこそ、一途で真面目な故に必要以上に思いつめてしまう、ちーちゃんがとても可愛くて。
そんな部分を独特の語り口でありながらも、端的に的確に綴られた良作だと思います。
作者ページ
成巳京さんのレビュー一覧
まずは何より、魅力的なヒロイン。彼女を淀みなく書き切ったことに、尽きるように思います。その上で様々な可能性(個性的な男性キャラ等)を示しつつ、最終的には個人的にも好ましい結末となり、読後も満ち足りました。
現在の大河ドラマとも地続きの世界として愉しめる要素もあり、歴史に疎い私であっても否応なく想像を膨らませることができました。
この壮大な物語を纏める文章力と構成力。過去の作品もそうでしたが、改めて感服いたします。
今更となりましたが、完結、本当におめでとうございました。
大作を書き切った後に、やや消耗するようなこともあろうかと。老婆心ではありますが、どうかお身体には気をつけて。
現在の大河ドラマとも地続きの世界として愉しめる要素もあり、歴史に疎い私であっても否応なく想像を膨らませることができました。
この壮大な物語を纏める文章力と構成力。過去の作品もそうでしたが、改めて感服いたします。
今更となりましたが、完結、本当におめでとうございました。
大作を書き切った後に、やや消耗するようなこともあろうかと。老婆心ではありますが、どうかお身体には気をつけて。
遅ればせながら、完結おめでとうございます。
通して読むと、高い文章力や構成力に改めて感心させられます。
こちらの作者さんの小説はどれもそうですが、特に本作はサスペンスとしても優秀だと思いました。徐々に謎が明かされて、読者の興味を持続させ、ラストにも高い満足を得ることができました。
登場人物が誰一人として単調に描かれず、また他の作品とのコラボ的な要素があるのも楽しかったです。
僭越ながら、お勧めしたい作品です。
通して読むと、高い文章力や構成力に改めて感心させられます。
こちらの作者さんの小説はどれもそうですが、特に本作はサスペンスとしても優秀だと思いました。徐々に謎が明かされて、読者の興味を持続させ、ラストにも高い満足を得ることができました。
登場人物が誰一人として単調に描かれず、また他の作品とのコラボ的な要素があるのも楽しかったです。
僭越ながら、お勧めしたい作品です。
モノクロームの残響(リバーブ)(非公開)
[評価] ★★★★★
[評価] ★★★★★
想いを募らせる様子が綺麗に綴られていると思います。
だからこそ、実際に二人が出会うのが待ち遠しくもあり。
その一方で、怖いようにも感じてドキドキしました。
思い描いたイメージを超え、惹かれ合う二人。
でも、それぞれの事情はある訳で、この先も目を離せないです。
日常部分の情景もリアルで、物語の足場がしっかりとしてる処にも好感。
続きも愉しみにしております。
成巳京
だからこそ、実際に二人が出会うのが待ち遠しくもあり。
その一方で、怖いようにも感じてドキドキしました。
思い描いたイメージを超え、惹かれ合う二人。
でも、それぞれの事情はある訳で、この先も目を離せないです。
日常部分の情景もリアルで、物語の足場がしっかりとしてる処にも好感。
続きも愉しみにしております。
成巳京
楽しく読ませていただきました。
抱かれて純度を上げる――なんて、スゴイ感覚。虎鉄の突き抜けた格好の良さが際立ち、冒頭から興味を引かれてしまいました。
和泉も可愛らしくとても魅力的。二人のやり取りがテンポ良く、心地よく読み進められました。単にイチャついているだけでなく、互いに慈しむ心情がわかるのがいいと思います。
官能シーンも表現が豊かで、情感に溢れていて良かったです。後半に和泉が監禁された時は、思わずハラハラでした。
個人的に官能小説は、ストーリーを展開させる部分と官能シーンのバランスが特に難しいと感じています。そんな意味でも、この作品を読んで大変参考になりました。
面白かったです!
抱かれて純度を上げる――なんて、スゴイ感覚。虎鉄の突き抜けた格好の良さが際立ち、冒頭から興味を引かれてしまいました。
和泉も可愛らしくとても魅力的。二人のやり取りがテンポ良く、心地よく読み進められました。単にイチャついているだけでなく、互いに慈しむ心情がわかるのがいいと思います。
官能シーンも表現が豊かで、情感に溢れていて良かったです。後半に和泉が監禁された時は、思わずハラハラでした。
個人的に官能小説は、ストーリーを展開させる部分と官能シーンのバランスが特に難しいと感じています。そんな意味でも、この作品を読んで大変参考になりました。
面白かったです!
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