超大作でした!!!
最後まで一気に読みました。
映画の様でもありました。
素晴らしい作品です。
この作品は18歳未満閲覧禁止です
炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
ID 15314
SF・ファンタジー・歴史
- (PV) 3,485,133
- (しおり) 202
- 1,740拍手
- ピックアップ4回
最終更新日 2018-11-23 16:58
概要
今宵は、そなたのすべてを奪い尽くしたい気分だ。そなたを全部、俺にくれるか?
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作品説明
-好きになった男が王様だったら、貴女はどうしますか?-
激動の時代を炎のように駆け抜け、波乱の生涯を懸命に生き抜こうとした少女がいた。
17歳のオクチョンは伯父の屋敷に身を寄せている。
父は彼女がまだ幼いときに亡くなった。母親が奴隷の身分のため、オクチョンもまた奴隷として生きなければならない。
ある日、屋敷が火事になり、オクチョンは幼い奴隷の子供を助けようと炎に飛び込む。
そんな彼女を止めて、代わりに炎に飛び込んだ若く凛々しい貴公子が現れる。
激しい恋に落ちた二人、だが、やがて彼の正体が明らかになり-。
☆
「王妃の立場が欲しくないのに、何故、王妃になりたいんだ?」
訳がわからないといったスンに、オクチョンは微笑んだ。
「スン、女は誰でも好きな男にとって、たった一人の女でありたいと願うものよ。王さまにとって唯一の存在になるためには、王妃になるしかないでしょう。だから、そう言ったの。だけど、そんなことは空にあるあの月が落ちてくるのと同じくらい、あり得ないことだわ。こんな町中にいる隷民の娘が宮殿におわす王さまに出逢うはずもないものね」
☆ スンが、大好きな男が泣いている。
「俺はそなたを守ると誓ったのに、結局、守れなかった。許してくれ、オクチョン」
スン、泣かないで。私は大丈夫だから。私が哀しくなるのは、自分が辛いときじゃない。あなたが泣いているときなの。
大切なあなたには、いつも笑顔でいて欲しい。あなたを困らせるようなことはしたくないの。
もし、いつか私があなたの重荷になったり困らせたりしたら、そのときは、私は自分から姿を消すわ。
私がいなくなることで、あなたの苦しみが少しでも減るなら、私は歓んで自分の存在を自ら消すでしょう。
登場人物
オクチョン。。。この物語りの主人公。17歳。
スン(イ・スン)。。。オクチョンの恋人、15歳。両班(貴族)の若様。
オクチョンのお人好しをからかいながらも、愛している。
彼女に求婚するも、どうやら既に妻がいるようで-。
史実を元にしたフィクションです。
内容が史実と一致しているとは限りません
激動の時代を炎のように駆け抜け、波乱の生涯を懸命に生き抜こうとした少女がいた。
17歳のオクチョンは伯父の屋敷に身を寄せている。
父は彼女がまだ幼いときに亡くなった。母親が奴隷の身分のため、オクチョンもまた奴隷として生きなければならない。
ある日、屋敷が火事になり、オクチョンは幼い奴隷の子供を助けようと炎に飛び込む。
そんな彼女を止めて、代わりに炎に飛び込んだ若く凛々しい貴公子が現れる。
激しい恋に落ちた二人、だが、やがて彼の正体が明らかになり-。
☆
「王妃の立場が欲しくないのに、何故、王妃になりたいんだ?」
訳がわからないといったスンに、オクチョンは微笑んだ。
「スン、女は誰でも好きな男にとって、たった一人の女でありたいと願うものよ。王さまにとって唯一の存在になるためには、王妃になるしかないでしょう。だから、そう言ったの。だけど、そんなことは空にあるあの月が落ちてくるのと同じくらい、あり得ないことだわ。こんな町中にいる隷民の娘が宮殿におわす王さまに出逢うはずもないものね」
☆ スンが、大好きな男が泣いている。
「俺はそなたを守ると誓ったのに、結局、守れなかった。許してくれ、オクチョン」
スン、泣かないで。私は大丈夫だから。私が哀しくなるのは、自分が辛いときじゃない。あなたが泣いているときなの。
大切なあなたには、いつも笑顔でいて欲しい。あなたを困らせるようなことはしたくないの。
もし、いつか私があなたの重荷になったり困らせたりしたら、そのときは、私は自分から姿を消すわ。
私がいなくなることで、あなたの苦しみが少しでも減るなら、私は歓んで自分の存在を自ら消すでしょう。
登場人物
オクチョン。。。この物語りの主人公。17歳。
スン(イ・スン)。。。オクチョンの恋人、15歳。両班(貴族)の若様。
オクチョンのお人好しをからかいながらも、愛している。
彼女に求婚するも、どうやら既に妻がいるようで-。
史実を元にしたフィクションです。
内容が史実と一致しているとは限りません
作品公開日 2018-06-14
ランキング
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113位 (過去最高 7位) |
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カテゴリ |
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