この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
体温計と優しい執事
第2章 happy time
やっと優人がキスをやめてくれると
月は荒くなった息を整える
『襲われるかもって思ったんでしょ?
……まあ、あながち間違ってもないよ』
優人はそう言いながらニヤッと笑うと
あっという間に月の汗を拭き、
新しい部屋着に着替えさせる
着替えさせられてる間、
月に何故か急激に眠気が襲ってきた
でも眠気に負けないようにと
優人の話に応えようと口を開く
「……確かにキスはされたけど、
優人は、風邪を…引いてる、私に…
手を出す様な人じゃない…から……」
月は言葉をつっかえながらも
優人に伝えようとする