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第5章 激情のお仕置きタイム

「え……？」

　柚留を睨み付けて、一言命じる。
　柚留は何を言われたか、理解してないようだった。

「今すぐズボンと下着を脱ぐの」

　もう一度繰り返す。

「な、何言ってるの？　ここ学校だよ？」
「だから誰もいない教室連れてきたじゃん。脱いで？　……早く！」

　いつまでも動こうとしない柚留のズボンを掴み、ベルトにも手をかける。

「ちょ……っ、まりねちゃんやだ……っ」

　柚留はあたしの手を掴み返してきた。でも多分あたしの体を気遣ってか、乱暴に拒絶したりはしない。
　あたしは柚留の体をおもいきり突き飛ばした。柚留はよろけて、尻餅をつく。
　起き上がろうとする柚留の目前に、あたしは鞄から取り出したおもちゃをつきつけた。

「早く、授業始まる前にこれ入れて」
「……何、それ」
「ローター」