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第5章 激情のお仕置きタイム

「…………ろ？」

　柚留の抵抗が止まる。まさかこいつ、ローターがなんなのかわからないのか!?　なんて思ったけど、そんなことはないらしい。

「それって、アソコに入れてブルブルする……？」

　柚留は不安がるような目で聞いてくる。
　てかブルブルって。小学生みたいな言い方に、つい呆れてしまう。

「当たり前でしょ？　他にどんなものがあるのよ？」
「でもあれ、女の子が使う……おもちゃでしょ？」

　おもちゃの部分は微かな声で。

「ううん、あたしが持ってるのは男性用」
「な、なんでそんなの持ってるの……っ？」

　柚留は仰天して目を見開いた。茶色い瞳が今にもぽろりとこぼれ落ちそうなくらい。

「……僕じゃ満足できない？　一人でそれ使ってしてたの？」
「違うわ、ばかっ！」