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第5章 激情のお仕置きタイム

　柚留はなかなか戻ってこなかった。付け方がわからないのかな。もしかして、逃げた？
　見つけに行こうか迷ってた時、ようやく空き教室のドアが開いた。

「遅い。ちゃんと入れられた？」
「多分。……わかんないけど」

　柚留はドアの前で小さく答えた。お尻に違和感でもあるからか、少し内股でうつむき気味だった。
　柚留の中におもちゃがあるって思うと、ちょっと興奮する。今まで大人のおもちゃでプレイなんて、漫画の中だけでしか見たことなかったもん。まさか自分がやることになるとは。
　まあ、柚留の愛情をはかるのが目的なんだけどっ！　もちろんそのためだけどっ！

「……ねえ、おもちゃが入ってるのって、どんな感じなの？」
「……え？　どんなって……」
「気持ちいいの？」

　柚留はぶんぶんと首を振る。

「……ちょっと痛いし、なんかすごく変な感じ」