この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ご主人様=ドSせんせい
第51章 絆☆試される愛
「さぁ、お前にも縄をかけてやろう!星夜にも、されていたのだろう?変態女には、今日の宴がお似合いだ。お客様達を喜ばせるのだぞ。」
そう言った榊原さんが私の体に縄をかけていく。
幾度となく味わったこの感触。
いつもは心地よくさえ感じる縄の感触も、今日は違う。
気持ち悪い…。
耳元で囁かれる甘い言葉をも、優しく触れる指先の感触も今はない。
今は、ただただ気持ちが悪いだけの縄の感触。
星夜さんの手でかけられる縄だからこそ、私の体は魔法をかけられたように、感じていくのだ。
星夜さんでなければ、同じ行為も感じる事が出来ない。
星夜さんでなくちゃダメなんだ…。
私は瞳を閉じながら、静かに唇を噛み締めた。