この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ご主人様=ドSせんせい
第54章 帰還☆二人の時間

「愛音…何も出来なくてごめんな。」

「星夜さん…。」


怖かった。

本当は不安だった。

でも、頑張って良かった。

星夜さんが、強く強く抱き締めてくれる。

いつも、私を愛してくれる温かい場所。


「アツアツのとこ申し訳ないんだけどさ。私も居る事、忘れてない?」


私達の様子を見ていた琉亜さんが、溜め息混じりに言った。


「あっ…ごめんなさい。」

「今回の事、謝らないわよ。」


琉亜さんが、そう言ってプイッとそっぽを向く。

何だか彼女らしいな。

そう思っていると、琉亜さんが私の頭にポンと手を置いて静かに言った。


「……ありがとう…。」

「えっ?」


突然の言葉に驚いていると、恥ずかしそうに立ち上がり琉亜さんが、微笑んだ。


「もう言わないわよ。じゃあね、また学校でね!兄さんも愛音の事、学校でばれないように、気を付けてね!」

「琉亜さん、ありがとう。またね!」


琉亜さんは、今まで見せた事のない笑顔で、私達に手を振って部屋を出て行った。




/876ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ