この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ご主人様=ドSせんせい
第55章 溺愛☆愛し合う二人
「俺も愛音が、大好きだよ。」
甘く優しいトーンで星夜さんが、囁く。
それだけで、私の体は星夜さんを求めて熱くなる。
いつもこうだ。
あの日春の風に桜が舞う遠くの教室で、星夜さんを初めて見た時から、私はもう星夜さんにとらわれていたんだ。
素敵なピアノの音色と星夜さんの姿に目が離せなくなっていた。
あの日から、星夜さんの存在は、私の中で大きくなっていったんだ。
そして、心だけでなく体も星夜さんから、離れられなくなってしまったのだから。
「もっと言ってください…。」
「ん?」
「もっと好きって言って…!」
欲張りなのは、分かってる。
でもでも、星夜さんからの愛の言葉が欲しかった。