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ご主人様=ドSせんせい
第55章 溺愛☆愛し合う二人

「俺も愛音が、大好きだよ。」


甘く優しいトーンで星夜さんが、囁く。

それだけで、私の体は星夜さんを求めて熱くなる。

いつもこうだ。

あの日春の風に桜が舞う遠くの教室で、星夜さんを初めて見た時から、私はもう星夜さんにとらわれていたんだ。

素敵なピアノの音色と星夜さんの姿に目が離せなくなっていた。

あの日から、星夜さんの存在は、私の中で大きくなっていったんだ。

そして、心だけでなく体も星夜さんから、離れられなくなってしまったのだから。


「もっと言ってください…。」

「ん?」

「もっと好きって言って…!」


欲張りなのは、分かってる。

でもでも、星夜さんからの愛の言葉が欲しかった。

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