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ご主人様=ドSせんせい
第55章 溺愛☆愛し合う二人

「どうした?急に?」


心配する星夜さんの体に私は抱きつく。

背中をさすってくれる手が優しくて、気持ちが落ち着く。


「ん?なんだ?何が不安なんだ?」


背中を往復する手を動かしたまま星夜さんが、私に聞いた。


「不安なんです。いつも。星夜さんは、素敵だから。何で私を選んでくれたのかな?って。」

「そんな事、言葉で言わなくてもわかるだろ?わからないなら、いつものように、体で教えてやる。」


背中の手が私の体を星夜さんの方へ向かせると、星夜さんが私の体に覆い被さる。

まっすぐ見つめる星夜さんの瞳は、燃えるように熱い。

その熱を帯びた瞳に、私も瞳をそらせずにいた。


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