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第55章 溺愛☆愛し合う二人

｢あぁっ…星夜さん…お願い、もうきてっ。一つになりたい。｣


星夜さんが、ゆっくりと顔をあげる。

私を見つめるその瞳は、すごくすごく優しくて。

優しく微笑むその口元が、ゆっくりと動いた。

星夜さん…


｢愛音、ずっと一緒だ。｣


そう言った星夜さんが、私の中にゆっくりと入ってきた。

ゆっくりと、私の中を味わうように、星夜さんのものが、私の中を動く。

激しくないただただ、優しい行為。

でも、二人重なるその部分は、どんどん熱を帯びていた。