この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ご主人様=ドSせんせい
第55章 溺愛☆愛し合う二人
「せんせ…。」
思わず出たその言葉に、星夜さんがクスッと笑った。
「学校以外でその呼び方は、久しぶりだな。でも…」
そう言った星夜さんが、私の唇にチュッと、優しいキスをしてくれた。
「その呼び名から、始まったんだもんな。」
「はいっ…。」
「でも、あの頃よりもお前への気持ちは、深いからなっ。」
照れ臭そうにそう言って、私を抱き締めた聖夜さんの鼓動は、いつもよりも早くて。
私はそれが嬉しくて、聖夜さんを抱き締める。
「私もですよ。せんせ…大好きです。」
お互いに愛を囁き合いながら、私達は今まで以上に深く深くお互いを感じあった。
朝を迎えるまで、ずっと…。