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第56章 永遠☆ずっとずっと

｢あのー。もしもーし。ここは学校ですよー！｣

｢おいおい、家帰ってからにしろよ、ほんとに。｣


私から唇を離した先生が、やれやれと言った感じに声の主達に声を掛ける。


｢いいとこで、邪魔するなよな。それとも、二人は覗きが趣味なのか？｣


｢ちっ…ちっ…ちがいますよ！｣

｢誰が二人のｲﾁｬｲﾁｬなんて、覗くかよ。｣


音楽室のドアの鍵を閉めながら、柊斗と花菜が先生に言い返した。

二人の声に我に返った私は、急に恥ずかしくなって、制服を整えた。