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第56章 永遠☆ずっとずっと

｢いつからいたの？｣


私の質問に、花菜が頬を赤らめながら、静かに言った。


｢せんせ…愛してます…のあたりからかな。ごめん。見るつもりなかったんだけど、音楽室から声が聞こえたから、誰かいるのかな？って、入ってみたら…。ごめんね…。｣


花菜が申し訳ないといった感じで両手を合わせた横では、柊斗が険しい顔で、こちらを見ている。


｢二人とも、危機感がなさすぎる！先生と生徒が教室でこんな事してて、バレたらどうすんだよ！たまたま、俺達だったから良かったけどさ、他の奴だったら、大変なことになるだろ！｣


自分の事のように、いつも真剣に考えて、私達を守って心配してくれる柊斗と花菜。

本当にこの二人が友人で良かったなーと、改めて感じる。