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ご主人様=ドSせんせい
第56章 永遠☆ずっとずっと
スーツの裾を掴んだまま、ゆっくりと顔をあげると、先生が優しく微笑んでいた。
ホッとする私の頭を撫でながら、先生が優しく諭すように言った。
「愛音、個人レッスンは今日で終わりにしよう。」
「えっ?」
「学校では、教師と生徒に戻ろう。」
「せんせ…。」
突然の先生の言葉に、私は返す言葉がみつからずにいた。
それは、どういうことなんだろう。
もう別れるって事?
どうして急に?
泣きそうになる私の頬を両手で挟み、先生が優しく笑う。