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第10章 逝き地獄

「ﾝｸﾞｯ…」

「まずは俺の尋問に堪えてみせろ」



女が咳き込んでいる間に、彼の舌は先ほどよりも更に下へ向かう

母なる者の象徴、そしてその頂き

そこは愛でられてすぐに悦びを示した



「やっ……ｱｧ……」



彼の腕が女のくびれをそっと撫で、腰を擦る

長い髪の毛が身体をくすぐり、それにさえ甘い声を漏らすようになった頃−−−



ｸﾁｭﾘ



「ふぁ！」



脚で脚を開かせ、ショーツの上から刺激する

咎人の身体は無意識に拷問者に其処を擦り付け、ますます甘く啼いた



「まだ言う気にはならないか？」



一旦全ての愛撫をやめ、再び女に問う

しかし相手は瞳を潤ませるばかりで、何も口にしなかった



「最中はよく声を出す癖に……強情な奴だ。

まぁいい。そろそろ薬も効いてきただろう」



「きゃあ！」



彼は女の身体を反転させ壁の方を向かせると、濡れて役に立たなくなったショーツを下ろす



「く、薬って何……媚薬、ですか……？」

「ん？ 媚薬を盛られた程に感じているのか？

外での尋問は身一つ。そんなものは持ち歩いていない……さっきの避妊薬を除いてはな。

妊娠はしたくないだろう？」