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Dear
第2章 新たな挑戦
普段は私の扱いが酷いくせに、
こういう時だけ女の子扱いするから
何かちょっとくすぐったい気持ち
『新しいクラスはどう?
誰か話しかけられそうか?』
「うーん……まだ分かんないかな…」
ちょっとしかない帰り道での話題は
新しいクラスの事で持ちきり
ーーでも、嬉しいことに
ナツと同じクラスになれて良かったな
そんなことを思っていると
本当に夏貴の家が近いから、
歩いて3分しないくらいに
蘭の家が見えてくる
ここまで来たらナツも心配無いでしょ