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Dear
第2章 新たな挑戦



特にお客さんに話しかけられた時は

パニックになっちゃったけど、

そんな時もナツがフォローしてくれて

何とか大きなミスをすること無く、

今日の仕事は無事に終わった




店が閉まるのは20時


外はすっかり暗くなっていて

家に帰ろうとする私を

ナツがわざわざ送ってくれる

と言ってくれた



「すぐそこだから

送ってくれなくてもいいのに」



蘭は隣を歩く夏貴に申し訳ないけど

そんな律儀な夏貴に



「ありがとう」


と、照れながら小さな声で言う




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