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Dear
第3章 誰にも秘密のイケナイ行為
笑顔で接客してて、かっこよくて……
そんな調子でずっと見ていると、
突然ユウ兄がこちらに振り向き
アイコンタクトを送ってくる
何事かと思って休憩室を飛び出し、
ユウ兄の元へ小走りで駆け寄る
『ごめん、ちょっと混んできて
手が回らないから蘭も入って』
「うん、分かった」
蘭はレジをする悠貴の隣に立ち、
パンの袋詰めの手伝いをする
しばらくすると、
お客さんのラッシュが過ぎて
落ち着いてきた……と思ったが
それもつかの間、
またお客さんが大人数入ってくる