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雨の日は、君と。
第2章 予期せぬ再会
 

「うぅ……ダメ、やっぱり少し保健室で休ませてもらおう」


自分の授業を終えて廊下を歩きながら、ふらりとさりげなさを装って壁に寄りかかる。

幸い次の時間は丁度授業も入っておらず、少しならば休むことは可能だ。


「周期的にはもうすぐだものね……」


年頃の女性ならば毎月必ず訪れるアレ。

私は特に重い体質のようで、近づく頃になると必ず頭痛や腰痛のような予兆が身体に直接訴えかけてくる。

あぁ……女って面倒くさい。

自分の身体の事とはいえ、文句のひとつも言いたくなってくる。

更に、保健室はこの普通科の棟から進学科の棟の間にある。

まずはそこまで移動しなくてはならない。




……私が勤めているこの南葉(なんよう)高校は少々特殊で。

大まかに二つに分けられた校舎がくっついているのだ。

 
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