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二人の密会
第3章 雌犬の開眼
全部並べて、料理の説明を始める前に

「もういいぞ」
雌犬は四つん這いになって、女の横の座椅子に座った
女は少し震え気味で小皿を指刺す時も震えている

「どうかしましたか?」

「あ、はい、別に。すみません。」
女は呼吸を整え、全部説明し終えた

「お膳を下げるのも、布団を敷くのも、貴方ですか?」

「このお部屋の担当ですので、朝食も私が配膳させて頂きますが……」

「そうですか。宜しくお願いします。」

「こちらこそ、宜しくお願い致します。」

女が部屋から出て行った

「さっきまでの経緯を撮ってやった。先に送ってやれ。待っとるぞ」

雌犬は携帯を受け取り、せっせと打ち込んでる

「動画もアップしただろうな」

「恥ずかしいけど、した」

「こっちに来い」

雌犬は四つん這いでやってきた
オメコの汁が股間一面に濡れてる

「お前は俺の想像以上に変態で、淫乱だな。自覚はあるだろ?」

「普通です」

「お前が普通なら、みんな大人しいもんだよ」

「あの配膳係の女、あれもかなりのマゾだ。雌犬の姿を見て、自分と置き換えて想像したんだ」

「なんで分かるん?」

「お前の方、入口で見てからは目線を逸らし、俺にも目線を下げていた。俺ならマジマジ撮って見てやる。だが、雌犬と同じ反応をした」

「今頃トイレでオナニーしてるぞ」

「まさか。仕事中だよ」

「今が時間空く時やん。俺らが食べ終わるまでする事ないやろ」

「そうだけど…」
食事しながら会話してると、またホムペの男からの絡みがあった

「なんて言ってきたんだ?」

「凄く興奮した、って。予想通り以上にエロいって」

「その男に言ってやれ。お前の予想はたかが知れてるってな。言い回しは任せるが、ニュアンスは変えるな」

「そんな難しいよ」

「俺が俺として返事する。携帯を貸せ」

雌犬から携帯を受け取り、男に返信した
それから絡まなくなった
雌犬が気になったのか、僕の投稿内容を確認しようとしたが、なかった

「ちゃんと投稿はしたの?」

「投稿したが、削除した」

「どうして?」

「雌犬のホムペで、雌犬の言葉じゃないからだ」

「来なくなったら、どうするの? 貴方が作れって、絡めって立ち上げたんだよ」

「必ず来るし、終わる事はない」
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