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溺愛 ~命令に従いなさい~
第4章 ■関係
ホテルにチェックインした。

雄二はすぐにソファーに腰かけた。
美和は雄二の足もとに膝をつき、雄二の眼を見つめた。

美和は少し落ち着いていた。

美和- 「チーフ」「聞いてほしい事があります」

雄二- 「うん」「なに?」

美和- 「さっきBARでお話した中で、高校の頃の話をさせていただきましたが」
    「やんちゃしていた頃に、私レイプされたことがあるんです」
    「それで・・・・」「その時・・・・・」
    「何人もの男にされてしまったんです」
    「イヤで嫌で抵抗したんです」
    「腕を押さえつけられて、両足を押さえつけられて・・・」
    「私には何時間に感じました」
    「辛くて、悔しくて、泣きながら帰りました」
    「母が気づいて警察に届けて」「検査で病院にも行きました」
    「とても辛かったんです」
    「男たちはつかまりました」
    「でも・・・でも・・・」
    「その時、私は感じたんです。」
    「気持ちよかったんです」「感じてしまったんです」
    「その時の彼氏とはレイプの事が原因で別れました」
    「それ以降も、男性とお付き合いすることはあったのですが」
    「感じないんです」
    「付き合った方はみんな優しい方ばかりでした」
    「ノーマルなSEXだけでした」
    「感じない私をみて、みんな去って行きました」
    
    「私」「チーフには何か感じるものがあったんです」
    「1年前のトラブル対応の時からです」
    「チーフの強い口調で指示されたことが何回もあったですよね」
    「その時、体に電気が走るんです」
    「怖くてじゃないですよ」「濡れるんです」
    
    「私」「思っていました、波長が合う方かもって」
    「いつもどこかで探してていたんです」

    「私を無茶苦茶にしてもかまいません、抱いていただけませんか」
    「私」「どうなってもいいと思っています」
    「お願いします」

自分のことを洗いざらい話が出来た美和の動悸は残るものの、信頼できると思った雄二に話したことで落ち着きを取り戻し始めた。
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