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桃色フラストレーション
第4章 二人の夜
「よかったら、シャワーどうぞ。あ、着替え……、適当に出しておくから」
パジャマ姿でタオルを首にかけた彼が戻ってくる。うっ……、なんてそそる姿なの……。それに何?着替えを貸してくれるって……?こんな興奮するシチュエーションってすごすぎる……。と思いながらシャワーを借り、彼の匂いがするダボダボの服を借りてまとい、部屋に戻るとなんと彼はもうソファでうたた寝していたのだった。ま、マジですかこれ……!
「あのぅ……、澤田さん」
ちょっと身体をつついて揺らしてみると、半分起きた彼が言った。
「あ……ごめ、オレここで寝るから……ベッド、どうぞ……」
あ……。はい……。そうですかわかりました、目の前にシャワーから出てきた女がいるのに、今夜はこのまま何もしない、と……!

「……おやすみなさい」
寝息を立てている彼にベッドから一枚毛布を持ってきてかけ、私は一人、彼の匂いのするベッドに入らせてもらった。
(まさかこんな生殺しに遭うなんて……。ああもう、澤田さんの匂いばっかり……たまんない……っ)
結局そのベッドでもう一度、自分でしてしまった。せっかく彼の部屋に一緒にいるにもかかわらず、また自分で……!?と、果てしなく情けなくなったけれど、きっと起きたら……ということを考えるだけで、身体が熱くなってなかなか眠りにつけないのだった。
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