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〇〇を教えて。。
第1章 出会っちゃったみたい☆
藤代はそれを無視し、

『詫びを後で入れさせて貰うよ』と受付嬢に話している。

受付嬢が『失礼致しました………
藤代先生のお客様だったなんて』
と何度も頭をペコペコ下げている。




『君、
こちらへ来なさい』

藤代宗一郎が理玖を呼ぶ。

『………何だよ?
持って来たってのに………』文句を言いながら着いていく。


個室に通された。


バタンとドアが閉まる。
ブラウンのテーブルとソファーだけがある部屋。

『何だ?ここ…
まぁいいか。ホイ5万』

理玖はポケットから万札5枚を裸で抜き取り、
テーブルに投げた。

パサッと紙の音。


『………………………
まるで進化過程のクロマニヨン猿人だな。

謝罪という礼儀を知らないのか、君は』
白衣男が腕を組み理玖を軽蔑の眼差しで見遣った。
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