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〇〇を教えて。。
第1章 出会っちゃったみたい☆
自動ドアを抜けると、
〔information〕
へとズカズカ向かう。。
白衣を着た男女が理玖を見てギョッと驚いている。
緑色を入れた金髪・
汚れて穴が空いた繋ぎ作業服・
仕事用足袋(たび)•
機械油で汚れた手指。
ピアスだらけの耳。スカル型リングを嵌めた両手指。
静かで落ち着いた、
図書館のような研究所では理玖は悪目立ちした。
受付嬢がビクッと体を縮めた。
『あのさー。
藤代ってオッサンいない?呼ばれてんだけど』
『ええ……と……
お客様?
当社に御用でしょうか?』
『だからそう言ってんだろーが!
出せよ藤代ってヤツ』
『………お客様、
失礼ですがアポイントは………』
『あん?
何だそりゃ。
日本語喋れよ!
藤代ってヤツに呼ばれてんの!メガネの弁償しろって』
受付嬢は青ざめ、
ピンマイクで『――警備室、警備室。応答願います。只今不審者が1名受付にて………』
と何やら通報しようとした。
『ちょっと!!
待てって!俺怪しいモンじゃねぇから!』
慌ててそう言うと………………
背後から『―――宮田【みやた】くん!
済まない。
彼は僕の知人だ』
と声が飛んで来た。
理玖が振り返ると昨日の白衣男がいた。
『あーオッサン居た!
早く出てきてくれよー』
〔information〕
へとズカズカ向かう。。
白衣を着た男女が理玖を見てギョッと驚いている。
緑色を入れた金髪・
汚れて穴が空いた繋ぎ作業服・
仕事用足袋(たび)•
機械油で汚れた手指。
ピアスだらけの耳。スカル型リングを嵌めた両手指。
静かで落ち着いた、
図書館のような研究所では理玖は悪目立ちした。
受付嬢がビクッと体を縮めた。
『あのさー。
藤代ってオッサンいない?呼ばれてんだけど』
『ええ……と……
お客様?
当社に御用でしょうか?』
『だからそう言ってんだろーが!
出せよ藤代ってヤツ』
『………お客様、
失礼ですがアポイントは………』
『あん?
何だそりゃ。
日本語喋れよ!
藤代ってヤツに呼ばれてんの!メガネの弁償しろって』
受付嬢は青ざめ、
ピンマイクで『――警備室、警備室。応答願います。只今不審者が1名受付にて………』
と何やら通報しようとした。
『ちょっと!!
待てって!俺怪しいモンじゃねぇから!』
慌ててそう言うと………………
背後から『―――宮田【みやた】くん!
済まない。
彼は僕の知人だ』
と声が飛んで来た。
理玖が振り返ると昨日の白衣男がいた。
『あーオッサン居た!
早く出てきてくれよー』