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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
「____渚くん、tellをくれて丁度よかった。
出来たら会ってもらえないだろうか?
相談したいことがあるんだ」



『へっ?
私に相談?』



「私の電話番号を知ったということは、
もしや真田さんのアパートにいるのかな?」


『___はい。そうです』



「済まないが、
真田さんには内密にして来てくれないか。
どうしても知りたいことがあるんだ。
私が貴女の都合に会わせて出向くのが当然だが、
理玖がまだ不安定でね」


渚は〔理玖が不安定〕にピクリと反応した。
『___どこへ行けば?

はい。さざなみ区…………丁目。午前11時ですね。
分かりました』

通話を終える。



『先生だろ?
何て言ってた?』真田が前のめりに訊く。

渚は『いえ、未だ藤代さんにtellしてませんよ?
今のは仕事の所用です。
電話番号をどうもありがとう』
と真田に一礼し、
アパートを去る。











『キレーだ……………………………』
目がピンクのハートになった真田は、
しばしぼけ~っと立ち尽くしたのだった…………………………………………









クラウンを運転しながら、
渚遥香は考えあぐねた。


『私に相談?
何の事なのかしら?』

ドリンクホルダーに置いてあった、
缶コーヒーを一口飲む。



『不っ味い……』
やっぱりコーヒーは豆から挽くに限る。


(早瀬がくれた缶しるこは割と美味しかったわね…………………………)

こないだ笑って別れたところなのに。



早瀬があんなになってしまうなんて……………………


_____カーナビに誘導されながら、
渚は指定された場所にたどり着いた。












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